UR賃貸の団地で住む部屋は決まったものの、内覧の際カーテンサイズを測り忘れた!という方もいるでしょう。
- 内覧のときにカーテンサイズを測るのを忘れた。入居日までにカーテンを購入したいが窓のサイズがわからない。
- 団地のベランダに面したカーテンのサイズはどれを選べばいい?
- 既製カーテンだとどれも合うサイズがない。カーテンサイズの採寸方法を知りたい。
上記のような疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。
今回はこれからUR賃貸に入居が決まっている方に向けて、内覧したときにカーテンサイズを測り忘れた場合の対処方法や、失敗しないカーテンサイズの採寸方法などを説明しています。
ぜひ参考にして、素敵な新生活を送ってくださいね!
もくじ
1.団地の一般的なカーテンサイズは?
カーテンはちゃんと測って買わないと、長すぎれば引きずって汚れたり、短いと不格好な上に遮光カーテンなど機能性カーテンは十分に機能を果たすことができません。
とはいえ、「内覧とっくに終わって入居日が2日後に迫っている!」という方は既製品のカーテン一択になります。
内覧のときに見た窓がどんな感じだったか思い出しつつ、スクショがある方はスクショを見つつ、下記を参考にしてみてください。
1-1.既製カーテンの一般的なカーテンサイズは3つ
(A)幅100cm×丈178cm(2枚組)
公団や賃貸住宅のベランダ側の「掃き出し窓」用に合うサイズとされています。
バルコニー室内の床と窓の下枠に「またぎ込み」と呼ばれる段差がある窓に合うサイズです。
この段差は、防水用の立ち上がりを確保するために設計されています。
(B)幅100cm×丈200cm(2枚組)
建売住宅やマンション、賃貸のLDK掃き出し窓に合うカーテンサイズとされています。
窓の下枠が室内の高さと差がない掃き出し窓に合うサイズです。
(C)幅100cm×丈135cm(2枚組)
こちらは「腰高窓」「高窓」と呼ばれる、腰くらいまでの高さにある人が出入りしない窓のカーテンサイズになります。
1-2.住宅の多様化で既製品では微妙に合わないことも?
カーテンは「この窓はこのカーテンサイズ」と明確に決まっているわけではありません。
建物や窓のサイズ・形状によって、またカーテンレールの取付位置によっても必要なサイズが決まってきます。
雰囲気で選ぶと長すぎて引きずったり、あるいは逆に短すぎてカーテンが閉じられない、カッコ悪いということも。
実際UR賃貸に引っ越された方の経験談を見ると、「ちゃんと測ればよかった…」「焦って買わないほうがいい。逆に高くついた」という声が多かったです。
サイズは既製品でOKだとばかり思ってましたが、微妙に違う。内見したときに適当にはかったのも悪かったのですが、178センチという定番サイズを購入すればいいと考えていたのですが、どの窓にも合わず。
基本的な事かもしれませんが、窓のサイズを丁寧に測った方が良いと思います。
内覧は一度しかできないからいい加減にすると悲しいことに…
ちなみに私は頼んだカーテンが長すぎてショック。
私もカーテンの寸法失敗しました~~。
丈ではなく、幅で。
窓枠のサイズだけを測ったら、レールが長かったんです・・
UR賃貸のお部屋には、日焼け防止のためにビニールカーテンがついています。
カーテンのサイズで失敗したくない、買い替えたくない人はしっかり採寸して注文するのがベスト。
その間はもともとついているビニールカーテンで我慢するのも、ひとつの手です。
2.カーテン採寸のため再内覧は可能?
内覧のときにカーテンサイズを測り忘れてしまった。
でもできればお部屋の窓にピッタリ合ったカーテンを選びたいもの。
それでは、もう一度内覧を申し込むことは可能なのでしょうか?
2-1.UR賃貸の内覧は原則一回のみ
実はUR賃貸の内覧は原則1回限り。
さらに30分以内という時間制限もあります。
何部屋もある物件だと、見るところがたくさんあってあまりひとつのお部屋をじっくり見ることができません。
これから内覧予定の方は「4 .失敗しないカーテンサイズの採寸方法」をチェックしておきましょう。
2-2.内覧時の必携アイテム
内覧時には以下の3点を忘れずに持っていきましょう。
・メジャー:カーテンや収納する家具のサイズを調べるために
・スリッパ:靴下の汚れ防止、冬のフローリングは特に寒いため、防寒にもなります
・懐中電灯
3.カーテンサイズを採寸するときの注意点
カーテンサイズを測るときに、窓を基準にすると絶対に失敗します。
窓についている「カーテンレールを基準に測る」のが正解です。
また、お部屋の窓は全部同じサイズではありません。
お部屋の窓にはおおむね次の2種類があります。
- 掃き出し窓:外やベランダ・バルコニーに出入りできる大きい窓のこと。
- 腰高窓:壁の中央~人の腰の高さにある、人が出入りしない窓のこと。
それぞれの窓に合ったカーテンの採寸方法があるので、以下で説明していきます。
4. 失敗しないカーテンサイズの採寸方法【簡単3ステップ】
4-1.カーテンレールの確認
- カーテンレールがついているか:ついていない場合カーテンレールの取付が必要になります。
- どんな種類のカーテンレールか:機能レール、装飾つきレールなど
- レールが何本のタイプか:1本しかついていない場合はドレープカーテンまたはレースカーテンのいずれかしかつけることができません。
4-2.カーテンの幅の採寸をする
カーテンの幅はカーテンレールの幅を基準に採寸します。
「えっ、窓を測るんじゃないの?」と思われるかもしれませんね。
カーテンは窓にではなく、カーテンレールに取り付けるのでカーテンレールを基準にするのです。
カーテンレールの両端についている輪っかのついた金具(固定ランナー)の端から端までの長さをメジャーで測りましょう。
【注文するカーテンの幅】=採寸した幅×1.05÷2※
※両開きで2枚組の場合
<例>実寸幅187cm⇒187cm×1.05÷2=98cm
なので、注文するカーテンの幅は98㎝となります。
4-3.カーテンの丈の採寸をする
次に丈のサイズを調べます。掃き出し窓用と腰高窓で採寸方法が違うので分けて説明します。
(1)掃き出し窓用の丈の採寸
・カーテンレールの端の輪っか(固定ランナー)の下から床まで測りましょう。
そこから1㎝引いた数字が注文するカーテンの丈の長さです。
【注文するカーテンの丈】=採寸した丈-1cm
<例>実寸丈:190cm-1cm=189cm
なので、注文するカーテンの丈は189㎝となります。
(2) 腰高窓用の丈の採寸
カーテンレールの輪っか(ランナー)の下から窓枠の下までの長さを測りましょう。
腰高窓用のカーテンサイズの丈は、以下のとおりです。
【注文するカーテンの丈】=採寸した丈+15cm
<例>実寸丈130cm+15cm=145cm
なので、注文するカーテンの丈は145cmとなります。
もし内覧時メジャーを忘れたら試してみてくださいね!
- 両手を広げたときの幅=自分の身長
- 握りこぶし(男女とも)=約8㎝
- ペットボトル500mlの高さ=20cm
- 1000円札の横の長さ=15cm
- 1円玉の直径=2㎝
- 親指以外の爪の長さ(爪先の白い部分は含めない)=1cm
5.注文したカーテンはどれくらいで届く?
5-1 オーダーカーテンの場合
注文して自宅に届くまでは1〜3週間ほど。
オーダーカーテンは受注生産なので時間がかかります。
繁忙期の3〜4月は数か月かかる場合もあり、この時期は避けた方が無難です。
また、自分の採寸ミスによる返品・交換はできないのが一般的です。
5-2.既製カーテンの場合
量販店で在庫があれば即日持ち帰り、即日出荷可能なので、入居日が2〜3日後に迫っている、お急ぎの方はこちらがおすすめ。
5-3.セミオーダー・イージーオーダーの場合
お部屋の窓にぴったりサイズのカーテンが購入でき、オーダーよりリーズナブル、というオーダーカーテンと既製カーテンのいいとこどりができます。
既製品より少しお金と時間がかかります。
- ニトリ:1cm単位でイージーオーダーOK。納期は10日ほど。
- カーテンじゅうたん王国:出荷日は約13営業日後。
- パーフェクトスペースカーテン館:1cm単位でイージーオーダーOK。納期は商品の出荷地によって異なる。最短翌日出荷もあり。
6.まとめ
- UR賃貸の内覧は一度きりです。メジャー持参の上、しっかり採寸してお部屋にぴったりのカーテンを用意しましょう。
- 内覧で測り忘れた!カーテンサイズがわからない!入居まで日がない!という方は下記を基準に量販店で既製品を選びましょう。
・掃き出し窓用カーテン
(A)掃き出し窓に段差がある⇒幅100cm×丈178cm
(B)掃き出し窓に段差がない⇒幅100cm×丈200cm
・腰高窓用カーテン⇒100cm×丈135cm - これから内覧の方、もしくは1週間くらいはお部屋に元々ついているビニールカーテンで我慢できる、という方はオーダーカーテン、またはイージーオーダーカーテンがおすすめです。
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