「UR賃貸って、なんとなく住んでみたい気にはならない」
「あんまりよくわからないし、UR賃貸は無しかなあ」
今回はそんな方に向けた記事です。
UR賃貸には「UR賃貸だから」というデメリットはあまりなく、むしろメリットの方が大きいです。
物件探しの選択肢にURを増やしてみませんか?
この記事を読み終わる頃には、きっとあなたもURでお部屋を探したくなっているはずです!
1、URってそもそも何?
URとは都市再生機構(UR都市機構)という独立行政法人のことで、UR賃貸とはUR都市機構が管理している公的な賃貸住宅のことをいいます。
公的な機関が管理している住宅のため、特徴やメリットが一般的な賃貸住宅と異なります。
2、URに住みたくない人がよくする勘違い7選
あなたが「なんとなく」「イメージで」URは無し!としているなら、それは損をしています。
検討の段階で条件に合わないことはあるかもしれませんが、最初から選択を狭めるのはもったいないですよ。
URに関するよくある勘違いが原因かもしれませんので、解消していきましょう!
①UR賃貸の団地が恥ずかしい
団地が恥ずかしく感じる原因は、主に低収入の人が入居する点と、その結果民度が低い人が多く、治安が悪化しやすい点と言われています。
イメージを払拭するのは難しいですが、実際にはURは賃料が高めに設定されているため、民度はある程度高いことが予想されますし、治安は地域にもよります。
近年では都心のタワーマンションも取り扱っているようなので、UR賃貸=団地のイメージは変わりつつあるのかもしれません。
②賃料が高いと感じる
URは定期的にリフォームを行っており、特に設備に関しては一般の賃貸住宅よりもグレードが高いため、家賃が高めに設定されています。
ただ、お部屋自体は普通の賃貸よりも広めな間取りになっていて、お部屋の住み心地を重視する方にとっては値段相応と感じるはずです。
また、一般の賃貸住宅と同様、駅から遠くなると賃料が安い物件もあるようです。
③団地の治安が心配
実際に住んでみないとわかりませんが、賃料が高めであることと、実際に住んでいる人はファミリー世帯が多いことから、治安が悪いことは考えにくいと思われます。特に子育て世代が治安の悪い場所に住むとはあまり思えないですよね。
ただし地域や立地にもよるので、周辺地域の昼と夜それぞれの様子を、実際に現地でチェックしてみてください。
④古い建物の住み心地が心配
古い団地の再生を目的とした法人なので建物自体が古いことが多いですが、内装や水回りを取り替えていたり、大規模なリノベーションが行われていたりと住みやすくするための工夫がされています。
最近は本格的なDIYができるお部屋もあるので、そういったお部屋をチョイスして、自ら住み心地の良い家を作るのも楽しそうですね!
⑤団地のコミュニティや派閥が心配
こちらは強制ではないので、人によります。ご近所付き合いやコミュニティの参加を積極的にしたい人はすればいいですし、したくない人はしなくても大丈夫です。
過去に友人がURに入居していましたが、「特に何もしなかったが、何の問題もなかった」とのことです。
⑥お金持ち・低所得者が多そう
URには明確な入居基準があり、特に収入基準は決して優しくはありません。
しかし家賃が高い物件もありますが、中には家賃の安い物件もあり、生活保護を受けている方でも貯金があれば借りることができます。
「UR賃貸にはこういう人が住む」ということはなく、一般の賃貸住宅と同じように、家賃が高い物件にはお金持ちが住み、家賃が安い物件には低所得者が住みます。
⑦詳しく知らないけど何か不安
ここまで読んでまだ不安がある場合には、実際にURの営業センターや賃貸j住宅の内見に行ってみてはいかがでしょうか?
職員の方に説明してもらったり自分の目で見て、選択肢に含めるかを決めましょう。
営業センターには物件が掲載されたパンフレットもあるので、もらってくるのがおすすめです。
3、意外と知られていないURのメリット
では、具体的にUR賃貸のメリットは何でしょうか。
公的な機関が管理している住宅のため、金銭面でのメリットが大きいですね。
3-1、初期費用が抑えられる
一般的な賃貸住宅の契約の際には、敷金礼金がそれぞれ1~3ヶ月分程度、更に不動産屋さんへの仲介手数料が1ヶ月分程度かかります。
UR賃貸はUR都市機構との直接契約となるため、礼金と仲介手数料がかかりません。
引っ越しは家具家電を揃えたり、引っ越しを業者に依頼をしたりとただでさえお金がかかるイベントなので、初期費用が抑えられるのは嬉しいポイントです。
3-2、更新料も抑えられる
UR賃貸は更新手続きが無し(自動更新)で、更新料も不要です。
一般の賃貸住宅だと2年に1回の面倒な手続きと余計な出費があるので、それが無いのは助かりますね。
3-3、治安が良い
前項にも軽く記載しましたが、こればかりは住んでみないとわかりません。
しかし、民度や治安は家賃に比例するとの考え方が一般的です。家賃が高いということは、その家賃を払える人しか住んでいないはずなので、基本的には治安は良さそうと言えます。
4、URに実際住んでる人はどんな人が多い?
では実際URに住んでる人はどんな人が多いのでしょうか。
どんな物件にも言えることですが、住んでる人が物件の雰囲気を左右するので気になりますね!
4-1、ファミリー世帯
URは初期費用が安く更新料もかからないことと、広めの間取りであることから、ファミリー世帯の入居者が多いです。
団地の中には、幼稚園や小学校の近くに位置していたり、団地の中に広場や公園があったりと子育てしやすい環境が整っているところもファミリー世帯にとっては嬉しいですね。
4-2、ご高齢の方
1階のお部屋で床の段差をほとんど無くし、要所に手すりを配置するなどご高齢の方が生活しやすくリノベーションしたバリアフリーの住居もあり、入居者にはご高齢の方も多いです。
保証人が不要という点も、ご高齢の方が多いポイントかもしれないですね。
あまりご近所付き合いをしたくない若者にとっては、世代も生活スタイルも違うため、相性が良いかもしれません。
4-3、単身の若者も増加中
URには壁紙を選べるお部屋や、最近はデザイン事務所や大学生、無印良品、IKEAとコラボして作られたお部屋など、おしゃれで魅力的なお部屋が増えています。35歳以下の方は家賃がお得になるサービスも実施しているので、単身の若者もUR賃貸を選ぶことが増えているようです!
5、まとめ
いかがでしたか?
あなたのURに対する不安感やよくわからない気持ちを、この記事で払拭できたら嬉しいです。
私個人的には、更新料を抑えられることが一番魅力的に感じました。
自動更新も手間が減るので嬉しいですが、よくある「どうせ更新料がかかるなら引っ越そうかな」という思考にそもそもならないので、結果的に引っ越しを回避でき、その分のお金も抑えられる点が素晴らしいと思いました!
他にも今回紹介しきれなかったたくさんのメリットが公式ホームページに掲載されているので是非ご覧ください。UR賃貸
UR賃貸で、素敵なお部屋探しをしましょう!
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