この記事を読まれている方はUR賃貸物件に対してどういった印象をお持ちでしょうか?
UR物件は安い?高い?
色々とお声があると思いますが、ラク賃不動産が営業している大阪でよく耳にするのはURは安い!といったお声をよく聞きます。
ではどういった理由で大阪では安く感じるのか?、全国的にはどうなのか?
今回はこの部分のUR賃貸物件の内容を紐解きたいと思います。
それではよろしくお願いいたします。
UR賃貸物件が大阪で安いと言われる理由
UR賃貸物件は大阪で安いと言われているかと申しますと、費用面では次の2点、入居時の初期費用と退去時費用の部分が大きく関係しております。
また大阪だけでなくUR物件全体で、適用されていることですので大阪だけでなく全国的にお得だということになります。
では実際にどれぐらい変わるのか比較をしてみました。
一般賃貸と比較してみた!UR賃貸物件の初期費用
物件を契約する際に必要な初期費用で一般賃貸とUR賃貸物件では大きな差がございます。
基本的一般賃貸物件では、物件ごとに初期費用の値段が変わりますが、UR賃貸物件は一律敷金2カ月+当月家賃(日割り家賃)になります。
ですので物件検討段階でも、初期費用の計算がしやすいのがポイントです。
また大阪での一般的な賃貸物件の初期費用相場は家賃×2.5~3倍+敷金礼金となっております。
今回は下記に一般的な賃貸物件の相場とUR賃貸物件を比較してみました。
【一般的な賃貸物件】 | 【UR賃貸物件】 | |
---|---|---|
家賃 | ¥80,000 | ¥0 |
共益費 | ¥5,000 | ¥0 |
敷金 | ¥80,000 | ¥160,000 |
礼金 | ¥80,000 | ¥0 |
保証会社 | ¥42,500 | ¥0 |
仲介手数料 | ¥88,000 | ¥0 |
火災保険 | ¥15,000 | ¥0 |
その他費用 | ¥16,500 | ¥0 |
合計 | ¥407,000 | ¥160,000 |
※その他費用は鍵交換代やオプション加入費用を想定しています。
また別途日割り家賃は双方に発生します。
上記から見てもわかるようにUR賃貸物件がかなりお安いのがわかると思います。
敷金は退去時費用清算後返還されますので、さらにお得です。
また退去時精算につきましても、しっかりと精算していただけますのでご安心下さい。
一般賃貸と退去時精算の違い
退去時の清算については昔からよく取沙汰されている部分ですよね。
一般的な賃貸物件では、退去時精算が不明瞭なことが多く、トラブルになったり、裁判まで発展するケースも稀にございます。
特に退去時の原状回復費用については経年劣化の部分も、入居者負担になる場合が多く、退去時の費用が高額になるケースもございます。
その点URでは独立行政法人ということもあり、正当に原状回復の費用負担の割合が決まっておりますので、一般的な賃貸物件と違い、高額請求されることはございません。
ただ入居様に過失がある場合はその分の支払いはございますのでご注意ください。
、一般賃貸と比較して同レベルのUR賃貸物件に住んだでいたとしても退去時精算が半額以下になることがかなり多いです。
URの退去時費用については次の記事に詳しく書いておりますので、気になる方はぜひお読みください。
UR賃貸物件は低所得者向けってホント?
大阪においてUR賃貸物件は低所得者向けと言うお声を実際にチラホラ聞きます。
URあっせん業者のラク賃不動産からしてみると、低所得者の方ばかりと訳ではないのですが、どういった部分からそういうお声が出ているのか調べてみました。
UR賃貸物件は団地という印象が強い
どうしても団地のイメージが強いですよね。
調査してみたところ、関東と関西、東京と大阪ではURに対する印象の差が大きかったです。
関東でのURはどちらかというと高所得の方が住むイメージが強いようです。
関西では団地のイメージが強く、低所得の方、単身の方や外国人が良く住んでいるイメージ強いようです。
そのため大阪や関西においてはUR物件が安く、低所得者向けと言われている背景がわかったと思います。
ただUR賃貸物件に入居に必要な審査は、一般的な賃貸と同様に審査が必要となりますので
一概に低所得者向けとは言えないです。
ただお安く住める優遇制度や、審査の緩和などの制度もございますので、一般賃貸を借りれない方も住むことはできます。
UR賃貸物件は実際に団地ばかり?
実際は一般賃貸と同じく、全ジャンルを取り揃えているとお考えいただいて問題ありません。
- UR賃貸物件には皆様が良く見たことがある団地タイプ
- タワーマンションタイプのハイグレードモデルシリーズのUR PLUS
- 無印良品の商品でリノベーションしたMUJI×UR
- イケアの商品でデザインされたイケアとUR
- DIY可能物件
- シェアハウス制度
などのコラボしているお部屋や制度もあり、ハイグレードモデル、デザイナーズモデルといったお部屋もございます。
そのため、物件ベースにはなりますが、UR賃貸物件オールジャンルを取り揃えていると言っては過言ではないでしょう。
そのためUR賃貸物件を低所得者向けと一括りにするのは間違っています。
実際は住みたいと思える人の層が幅広いものとなっています。
大阪でUR賃貸に住むメリット・デメリット
ここまで読まれた方であればUR賃貸に住む場合に、初期費用が安く、さらに退去時も安くなりお得なことがわかりましたね!
実は他にもお得になるメリットの部分は実はございます。
またUR賃貸物件のデメリット部分も気になると思いますので、URのメリットデメリットをまとめてみました。
今後UR賃貸物件をご検討されている方は覚えていて損はないと思います。
メリット
初期費用が格安
今回の記事上にも記載の通り初期費用が無駄な費用がなく格安です!
内訳:日割り家賃+敷金2カ月
一般的な賃貸物件の初期費用と比べて、半分以下で収まることが多いです。
更新料不要
更新料とは、賃貸契約を更新する際に発生する費用のことを指します。
地域によっては更新料を取らないエリアもございますが大阪、兵庫、京都などの関西エリアでは更新料が必要な物件が少なからずございます。
UR賃貸物件に関しましては、エリアに関係なく更新料がかかることはございません。
そのため契約更新さえすれば更新料なしで住み続けることが可能となります。
仮住まいとしても借りれる
UR賃貸物件を利用されている方の中に仮住まいとして、URをご活用されているお客様も多いです。
家のリフォームや、立て替え、人気物件の空室待ち、やむを得ない事情など
仮住まいが必要な際でのUR賃貸物件はかなり有用です。
初期費用が敷金2カ月と家賃にになり、仮住まいをきれいに住んでいれば退去時の清算もかなりお安く、残った敷金も返金されますので、うまくご利用されますと住んだ分の家賃と少しの退去時清算費用のみで、仮住まいとして住むことができます。
ですので、ウィークリーマンション、マンスリーマンションなどを仮住まいとして使用するよりもお安く住むことが可能です。
保証人不要
一般的な賃貸物件では保証人必須の物件などが多いですがUR賃貸物件では全エリアの全物件、保証人は必要ございません。
入居に必要な審査条件をクリアしていれば、保証人なしでも入居が可能です。
その分、一般的な賃貸物件よりも収入面での審査要件が若干厳しい形となっています。
収入面での審査でお悩みの方でも、URでは一時金制度など他にも入居する方法がございますので、一度ラク賃不動産にご相談ください。
デメリット
UR賃貸は家賃は安くない
UR賃貸物件は初期費用や退去時の清算を加味するとかなりお安いですが
通常のUR賃貸物件では家賃自体が特別安いというわけではございません。
そのためUR賃貸は高いとおっしゃられる方もいらっしゃいますが、トータルでいえばお安くなっています。
しかし優遇制度(そのママ割、U35割など)を使っての賃貸契約の場合は家賃が一般的な賃貸より家賃が安くなる場合が多いです。
そのため、家賃などのランニングコストも加味される場合は割引が適用されているお部屋を検討されるのをオススメ致します。
人気物件や主要エリアへのアクセスの良い物件は早い者勝ち
UR賃貸物件の人気物件は主要エリアへのアクセスの良い物件は空きが出てもすぐに埋まってしまいます。
人気物件を狙っている方も多いため倍率は高いです。
そのため空きが出ても気づかないうちに埋まってしまいますので、中々入居するのが難しいです。
しかし人気物件に入居する確率を上げることは可能です!
狙っている物件があり方はぜひ下記の記事を参考にしてみてください。
入居に関する審査基準が決まっている
一般的な賃貸物件では、保証会社の審査とオーナー審査などがありますが、明確な基準は開示されておりません。
しかしUR賃貸物件に関しまして審査基準が明確になっております。
事前に審査基準がわかるのでその点はメリットではあるのですが、若干審査基準が高めではありますので今回はデメリットの部分に書かせて頂きました。
ただ一時金制度の利用などで審査なしで入居も可能です。
また審査基準と条件は下記記事に詳細に記載しています。
ご興味のある方は参考にしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んで頂き大阪でUR賃貸物件が安いと言われている背景、実際の比較でお安くなるのがわかって頂けたかと思います。
まとめとしましては
UR賃貸物件はメリットが多い分デメリットの部分あるが、トータルで見てメリットの方が勝っている、とご理解頂けましたら幸いです。
UR物件でお悩みの際や検討中のUR物件がございましたら是非ラク賃不動産にご相談ください!
コメントを残す