テレビCMでも同じみの「ゆーあーるであーる♪」ですが、ラク賃不動産でもUR賃貸を借りたいと単身の方から、一人暮らしの相談が増えています。
- テレビCMでURを知って、お得になのか気になった!
- UR賃貸って、一人暮らしでも借りられるの?条件は?
- 初めてUR賃貸で一人暮らしを考えているけど注意点は?
上記のような、疑問を抱いている人も多いのではないでしょうか?
今回は、礼金・仲介手数料0円でお得そうなUR賃貸に一人暮らしする人が注意すべきこと、入居条件や知っておかないと損する事などを説明させて頂きます。
もくじ
URに一人暮らしを考えたら注意すること
普通の賃貸住宅に一人暮らしするのとは異なり、UR賃貸に住むうえで、以下の条件に当てはまる人は、そもそもUR賃貸をオススメできないかもしれません。
UR賃貸をおすすめできない人
- 「良い所に住んでる」と思われたい人
- 新築マンション・最新設備のお部屋に住みたい人
- 利便性の高い、都心部中心地の駅前に住みたい人
- 貯蓄も収入も全く無い人
- 案内から契約まで不動産屋さんに全て頼みたい人
- ペットを飼育中・これから飼育を考えている人
上記の方が、なぜUR賃貸をおすすめできないか、簡単にご紹介させて頂きます。
①「良い所に住んでる」と思われたい人
マンションの住所、良い所に住んでると思われたい人にとっては、住所が都心部一等地で無いことや、住所の詳細が「○○団地△号棟□号室」はあまり嬉しくない事でしょう。
また、外観に高級感や、ゴージャスなエントランスなども無いため、良い所に住んでいると思われる事が第一条件になっている方にとっては、URの団地は向いてないことが多いです。
関東の東京都・神奈川県には、「UR PLUS」というシリーズで、ハイグレードな物件があり、タワーマンションやデザイナーズ物件がございます。
しかし、現状一部のエリアだけで、空き募集が出ることはほとんど無いです…
②新築マンション・最新設備のお部屋に住みたい人
新築マンションや最新設備のマンションで一人暮らしをしたい人は、UR賃貸が向いていないでしょう。
新築の建物は少なく、オートロックやセンサーキー・IOT家電などの最新設備は導入されておりません。
③利便性の高い、都心部中心地の駅前に住みたい人
残念ながら、UR賃貸は都心部の駅前のにある好立地な団地は少ないです。
また、良い立地の団地は、なかなか募集が出ないため、住むことはかなり難しいです。
④貯蓄も収入も全く無い人
お部屋の家賃帯にもよりますが、UR賃貸を借りるには、収入基準として家賃の4倍以上の月収が必要となります。(家賃帯によって条件が異なるため、後ほど詳細をご説明します)
もし、収入基準を満たせない場合は、「1年以上の家賃を前払い」か「家賃の100倍の貯蓄を証明」する必要がありますので、収入も貯蓄も無い方は入居が困難となります。
⑤案内から契約まで不動産屋さんに全て頼みたい人
UR賃貸では、あなた専属の担当営業マンが付きません。
内見時は、現地案内所で鍵を借りて自分でお部屋を見て、本申込み・契約時は期日までに必要書類を自分で揃えて営業センターに行く必要があります。
気になる事や疑問があれば、現地案内所や営業センターの方が丁寧に対応してくれるので、不安はありませんが、不動産屋さんの担当営業マンに任せっぱなしにしたい人は向いてないでしょう。
⑥ペットを飼育中・これから飼育を考えている人
URの団地では、小鳥・魚類以外のペットを飼育することが禁止されております。
もし、犬・猫などを飼育する場合は、「ペット共生住宅」となっている対象団地を借りる必要がありますが、ほとんど募集が出ることが無いため、犬・猫をペットとして飼育したい人がURを借りるには、少しハードルがあります。
UR賃貸がおすすめの人
UR賃貸をおすすめできない人に向けて、UR賃貸のデメリットや条件を前述させて頂きましたが、以下に当てはまる方にUR賃貸はオススメです。
- 初期費用を抑えて家を借りたい人
- 保証人がいない人
- 家賃保証会社の審査が不安な人
- 広めのお部屋に住みたい人
- 2年毎の更新料を払いたくない人
- 高齢者・障がい者の方
- お得な割引制度に該当する人
上記に1つでも当てはまった場合、あなたにUR賃貸がおすすめとなります。
そもそも、UR賃貸は”なぜ安い?”
UR賃貸は、初期費用がなぜ安いのか、ご質問を頂くことがあります。
テレビCMでもおなじみの「礼金」・「仲介手数料」が0円という点も大きいですが、一般的な賃貸住宅を借りる時に発生する「家賃保証会社の保証料」や「火災保険」の費用も削減できます。
また、不動産屋さんによっては、お部屋を借りる時に「24時間安心サポート」・「消毒代」・「エアコンクリーニング代」などのオプション費用を請求されることがありますが、そういった不透明な費用がかからない点も安心できるポイントの1つです。
しかし、家賃については、あまり安く感じないかもしれません。
理由としては、UR賃貸のお部屋は、通常の賃貸物件より1.1~1.2倍広めに設計されているため、通常の賃貸物件と同じ間取りでも平米数が大きくなっているため、広さの割には安めの金額設定ですが、広さがある分少し家賃が高く感じるようになっております。
もし、お部屋の家賃を抑えたい方は、URの「特別募集物件」を探してみると、何かしら原因があって割引されているお部屋を見つけることができます。
【属性別】一人暮らしの入居審査と条件
UR賃貸は、収入・貯蓄の条件をクリアすれば、入居することができますので、それぞれの属性別にご紹介します。
社会人
正社員・フリーター・パート・アルバイトなど雇用形態に関係なく、社会人で収入のある方は、家賃帯別に月収の基準があります。
家賃別の収入基準は以下の通りとなります。
家賃(月額) | 基準月収額 | |
---|---|---|
62,500円未満 | 家賃額の4倍 | |
62,500円以上~20万円未満 | 25万円(固定額) | |
20万円以上 | 40万円(固定額) |
もし、月収が基準を満たさない場合は、無職の方と同様に家賃100倍以上の貯蓄を証明するか、家賃を1年分以上前払いする形で、審査を通す方法もあります。
学生/高齢者/障がい者
そもそも、UR賃貸で「学生/高齢者/障がい者」と定義されているのは、以下の方となります。
- 学生
大学・高等専門学校・専修学校に在学中で、満18歳以上の学生の方 - 高齢者
お申込み日の時点で満60歳以上の方 - 障がい者
1級~4級の身体障がい者手帳の交付を受けている方(常時介護を要する方の場合は、介護を行う親族の同居が必要になります)
上記で定められている学生・高齢者・障がい者の方は、UR賃貸をお申込みする場合は、社会人と同様の月収基準を満たす必要はございません。
お申込み者の扶養等親族が、以下社会人の月収基準と同じ条件を満たす必要があります。
家賃(月額) | 基準月収額 | |
---|---|---|
62,500円未満 | 家賃額の4倍 | |
62,500円以上~20万円未満 | 25万円(固定額) | |
20万円以上 | 40万円(固定額) |
ただし、扶養等親族の方が既にURの団地へお住まいの場合は、既にお住まいの家賃も含めた計算になりますので、注意が必要となります。
生活保護
生活保護の方の場合、最も心配なのが月収が入居基準を満たさない点でしょう。
結論、生活保護の方でも、「学生/高齢者/障がい者」に該当する場合は、基準月収額を満たさなくても特例として入居することができます。
もし、生活保護の方で、学生・高齢者・障がい者に当てはまらない場合は、通常の月収基準を満たせば入居することができますので、生活扶助が月額13万円であれば、4分の1の家賃帯で約3万円前後のお部屋を探す必要がでてきます。
生活保護を理由に審査が通らないといった心配はございません。
無職(求職中)
仕事をしておらず、収入が無い方に関しては、貯蓄が無いとUR賃貸の入居は難しくなります。
収入が無い方においては、以下2通りの制度を利用することができます。
- 家賃の一時払い制度
→1年~10年分の家賃を前払いすることにより、入居可能 - 貯蓄基準制度
→家賃の100倍以上の貯蓄残高を証明することにより、入居可能
どちらも、ある程度の貯蓄が無いと審査が通らないため、ハードルは高いかもしれませんが、一定期間仕事を行って貯蓄は蓄えているけど、求職活動中で無職のため一般的なお部屋を借りるのが難しい方には、収入が無くても貯蓄の証明で入居できる制度が用意されております。
実際にURで一人暮らししている人の評判
【ブログ抜粋】enucla(個人事業主の方)
最近では、新しい働き方として、フリーランスや個人事業主の方への理解が深まってきておりますが、一般的な賃貸物件の大家さんの中では理解が無く、フリーランスという理由で入居審査を落とされることも多々あります。
こちらのブログの筆者であるNJ氏は、フリーランスとしてUR賃貸を契約して生活しているため、これから独立・すでに独立している方にとっては参考になるブログ記事でしょう。
【ブログ抜粋】カレジョの七転八起ライフ
単身の女性の方で、URに一人暮らしはどうなのか心配している人も多いことでしょう。
こちらのブログの筆者である弥生氏が、築40年の団地を住んでみたうえでの感想を綴っているブログ記事となりますので、女性の一人暮らしでUR賃貸を検討中の方は、参考になると思います。
【ブログ抜粋】ヤマモジャ日記
こちらのブログの筆者であるモジャ美氏が、UR賃貸へ3年間住んでみたうえで、メリットとして感じられること10点をブログ記事にまとめているため、周りにURへ住んでいる人がいなくて生の声が聞きたい人の参考になるでしょう。
UR賃貸の単身用ワンルームを探す方法
UR賃貸の空室確認サイトは1日8回、リアルタイムで空室状況が確認できるようになっておりますので、そこから検索するのが一番スムーズになります。
なお、URには、ワンルーム(1R)の間取りが非常に少ないです。
少なくとも、関西圏ではワンルームの募集が見た事が無いです。
したがって、1K・1DK以上の間取りで探すことをオススメします。
UR賃貸で一人暮らしをお得に契約する方法
UR賃貸を借りる時に、知らないだけで損する事がありますので、そちらを紹介します。
①ラク賃不動産でお祝い金を受け取る
UR賃貸をお得に借りる場合、確実に必ず外せないのが、ラク賃不動産経由で仮申し込みを行うことです。
ラク賃不動産経由で仮申し込みを行って引っ越しすると、最大1ヶ月分のお家賃がキャッシュバックで振り込まれます。
怪しいと思うかもしれませんが、ラク賃不動産はUR取扱い店となりますので、お客様をUR賃貸に紹介する度にURさんから紹介料を受け取る事ができますので、その分をお客様へ還元しております。
ラク不動産経由で仮申し込みをした後は、本申込み・契約は通常のURでの手続きと同じ流れとなりますので、同じお部屋を借りるのであれば、確実にお得なラク賃不動産へ相談することをオススメします。
②フリーレント物件を契約する
URには、フリーレントといって、家賃が1ヶ月もしくは2ヶ月無料になるお部屋があります。
フリーレントで2ヶ月無料であれば、お引越し2ヶ月間は家賃が無料で生活環境を整えることができるため、浮いた家賃の分だけ家具や家電・雑貨など、生活環境へ投資することができます。
注意点は2点、①フリーレント期間中でも共益費はかかること、②フリーレント1ヶ月であれば1年以上・フリーレント2ヶ月であれば2年以上住む必要がるという点です。
家賃が2ヶ月分は大きい金額となりますので、フリーレント物件に絞って物件検索をしてみても良いでしょう。
③割引制度適用物件を契約する
近居割・近居割WIDE
近居割は、2km以内のURの団地に親族や高齢者が住んでいる場合に適用される割引になります。
もし、身内の方でURにお住まいの方がいない場合は、近居割WIDEが対象になる可能性があります。
近居割WIDEは同じ市内(大阪市の場合は区内)に高齢者や障がい者などがお住まいの場合、割引が適用される制度になります。
U35割
団地の入居者の高齢化対策および空き家対策のために、若い世代を団地内に呼び込むために行っている割引制度になります。
契約名義の方が35歳の方であれば、対象になになります。
3年もしくは5年、定期借家契約でお得な賃料で住むことができるという割引制度です。
デメリットとして、定期借家の更新ができるようになる場合もありますが、基本的に契約期間内に退去する必要があります。
④URライトの物件を契約する
古い団地で、新たな街づくりをするまでの間、定期借家でお安く借りれるようにしているお部屋がURライトになります。
U35割と異なり、年齢制限の条件が無いため、誰でも対象となりますが、3年・5年の定期借家が満期になったタイミングで更新できない可能性が高いです。
⑤URでPontaを申し込む
URの家賃を毎月払っているだけで、Pontaポイントが貯まる、URでPontaを契約後に申し込むことをオススメします。
毎月払うお家賃が、500円ごとに1ポイントになって貯まるため、お住まいになる家賃にもよりますが、少なくとも毎年数千円分還元されます。
また、Pontaポイントは、ローソンだけでなく、ケンタッキー・ジョーシン・ライフなど様々な店舗で買い物に使うことができるため、便利です。
さらに、アート引越センターやサカイ引越センターでも、Pontaポイントが使えるため、URに何年か住んでいる間にポイントを貯めておいて、引っ越しのタイミングでポイントを使って引っ越しということもできます。
まとめ
UR賃貸が気になっているけど、自分が住むための入居条件がいまいち分かっていない人は多いと思いますので、今回は収入と貯蓄の条件をまとめてみました。
- 収入がある方
→家賃に応じて収入の条件あり - 収入が無い方
→家賃1年分前払いか家賃100倍の貯蓄を証明 - 学生/高齢者/障がい者の方
→扶養等親族の収入に条件あり
逆に言うと、UR賃貸は収入もしくは貯蓄の条件さえ満たせば、審査の心配はありません。
また、割引制度を知っておくだけで、お得なお部屋を中心に検索することができるようになります。
もし、UR賃貸で気になるお部屋がありましたら、お祝い金のあるラク賃不動産で内覧予約を行った方が確実にお得です。
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