賃貸物件を探していると「同じ物件を他の不動産会社でも取り扱っている」ことに気づく方は多いでしょう。そんなときに気になるのが相見積もり。複数の会社に見積もりを依頼して比較することで、初期費用や対応の差が見えてきます。しかし、「失礼にあたるのでは?」と不安になる人も少なくありません。
本記事では、相見積もりのマナー・やり方・NG行動を徹底解説。ラク賃不動産ならではのサポートも紹介します。LINE相談で相見積もりのサポートを受けることも可能なので、最後までご覧ください。
もくじ
相見積もりとは?賃貸でやる意味とメリット

まずは相見積もりの基本と、賃貸契約でなぜ必要なのかを押さえておきましょう。
相見積もりの基本—複数社を比べる理由
相見積もりとは、同じ物件について複数の不動産会社から見積もりを取って比較する行為のことです。不動産は、どこで契約しても同じと思われがちですが、実際は初期費用やサービス内容に大きな違いが出ることがあります。
なぜなら、敷金・礼金の設定は同じでも、「仲介手数料」「事務手数料」「火災保険」「安心サポート費」などの名目で追加費用が変わるためです。場合によっては数万円〜十数万円の差になることもあります。
だからこそ、一社に絞らず複数社に問い合わせて見積もりを比較することで、無駄な出費を抑えられるのです。
賃貸で相見積もりをするメリット3選
相見積もりには以下のような具体的なメリットがあります。
- 初期費用を抑えられる(最大で家賃1ヶ月分以上の差も)
- 不明瞭な費用を見抜くことができる
- 対応の良い会社を選べる
特に「対応の良い会社を選べる」という点は見落とされがちですが、質問への返答が早く、説明が丁寧な担当者に出会うことで、入居後の安心感にも繋がります。相見積もりは、費用面だけでなく、不動産会社を選ぶ判断材料にもなるのです。

賃貸で相見積もりをやるマナー・失礼にならない方法

相見積もりはやり方を間違えると、印象を悪くしてしまう可能性も。失礼にならない方法を押さえておきましょう。
契約しない業者でも丁寧にやり取りしよう
相見積もりを行う際に大切なのは、どの業者に対しても礼儀を忘れないことです。最終的に契約しないかもしれない不動産会社にも、感謝と丁寧な言葉を使った対応を心がけましょう。
「比較のための見積もりですので、ご対応いただけますか?」と初めに伝えておけば、業者側も納得しやすくなります。相手も時間を割いて対応してくれている以上、誠意ある姿勢は必須です。
結果的に契約しないとしても、「また何かあればお願いします」と伝えておけば、円満に終わることができます。
内見した業者には相見積もり予定を言わない
複数社で同じ物件を内見するのは、業界的にはあまり歓迎されていません。特に、同じ部屋を別の業者で再内見したいと伝えると、不信感を持たれることがあります。
どうしても相見積もりをする場合は、「検討中のため一度持ち帰ります」とだけ伝え、相見積もりしているとはあえて言わない方が無難です。
業者との関係性を壊さないためにも、情報共有は最小限に留めるようにしましょう。
とりあえず仮押さえや入居申込みはしない
「とりあえず申込みしておいて、あとでキャンセルすればいいや」という考えは、非常にマナー違反です。入居申込みは基本的に1物件につき1件までがルールです。
もし他社でも申込みを入れたことが発覚すると、トラブルの原因にもなりかねません。
相見積もり中は、「まだ申込みはしていません」と明確に伝えて、業者にも誤解を与えないようにすることが大切です。
連絡なしのキャンセルや音信不通にならない
見積もりを依頼したにもかかわらず、連絡なしにフェードアウトしてしまうのは最悪の印象を与えます。忙しくても、一言だけでもお礼や状況を伝えることで、信頼を損なわずに済みます。
「今回は別の業者で進めることにしました。ご対応ありがとうございました。」という一文で構いません。
小さな気遣いが、業者との関係性を円滑に保つカギとなります。

相見積もりのやり方完全ガイド

賃貸の相見積もりをスムーズに行うための手順を、5ステップに分けてわかりやすく解説します。
①自分で候補物件をネットで探す
まずはSUUMO、HOME’S、アットホームなどのポータルサイトを活用して、気になる物件をリストアップしましょう。特に、「同じ物件が複数の不動産会社で掲載されている」場合が狙い目です。
スクリーンショットやリンクを保存し、「この物件を他社にも問い合わせて比較しよう」と候補を決めておくとスムーズです。
1〜2件を丁寧に比較するスタンスの方が、業者にも誠実さが伝わりやすくなります。
②色々な物件の内見を進めていく
気になる物件が見つかったら、いくつかの不動産会社に内見予約を入れます。ここで重要なのは、無理に同じ物件を複数社で見に行こうとしないことです。
できれば、内見はそれぞれ違う物件で進めていくと、業者側にも好印象を与えやすく、後の相見積もりの相談もスムーズになります。
「他社の物件も検討中ですが、こちらも魅力的なので見学させてください」というスタンスがベストです。
③候補が決まったら見積書をもらう
「この物件が第一候補になりそうだな」と思ったら、具体的な見積書の提示を依頼しましょう。「実際に契約した場合、総額いくらくらいになるか出してもらえますか?」と聞けば、大抵の業者は応じてくれます。
この時点で相見積もりの意図を伝える必要はありません。あくまで「検討しているので見積もりが欲しい」というニュアンスで十分です。
書類の内訳(仲介手数料・火災保険・鍵交換費など)はしっかりチェックしましょう。
④信頼できそうな不動産会社で相見積もり
複数の見積書が揃ったら、内容を比較し、費用・対応・信頼感のバランスで最終候補を絞っていきます。
そのうえで、「他社ではこの費用が無料だったのですが、こちらも同じようにできますか?」などと、交渉を行ってもよいタイミングです。
このとき大切なのは、強引にならず、丁寧に希望を伝えること。「お願いベース」で相談することで、業者も柔軟に対応してくれることが多くなります。
⑤契約する不動産会社で入居申込み
最終的に最も信頼できると感じた不動産会社と契約する決断をします。申込みの段階で初めて「入居申込み書」を提出する形になるので、ここまではキャンセルも可能です。
逆に、申込み後はキャンセルしづらくなるため、相見積もりは必ず申込み前に完了しておくことが鉄則です。
ここまで丁寧に対応すれば、業者からも信頼され、安心して契約に進むことができます。

賃貸の相見積もりでよくある質問

ここでは実際にLINE相談で多い質問を3つ取り上げ、わかりやすく回答します。
内見後に相見積もりでもOK?(ラク賃不動産は内見後の相見積もり大歓迎)
内見後に「他社でも見積もってみたいな」と思うことは当然です。ラク賃不動産では、内見後の相見積もりも歓迎しています。
ただし、他社では「うちを信じてくれていないのか」と不快に思われる場合もあるため、言い方には注意しましょう。
「一度持ち帰って検討したい」「他の物件と比較したい」と伝えれば、自然な流れで相見積もりに移ることができます。
入居申込み後の相見積もりは?(厳しい場合もあるので、ご相談ください)
基本的に、入居申込み後はキャンセルが難しくなります。申込み=入居の意思表示と受け取られるため、相見積もりを進めるのはトラブルの元になりかねません。
ただし、申込み後すぐで審査前であれば、柔軟に対応してくれる場合もあります。迷った場合は、LINEで早めにご相談いただくことをおすすめします。
タイミングを見誤ると信用を損ねてしまうので要注意です。
相見積もりのデメリットは?(特にないですが、ゆっくり相見積もりして日数をかけているとお部屋が無くなる)
相見積もり自体に大きなデメリットはありません。ただし、比較に時間をかけすぎると、物件が埋まってしまう可能性があります。
人気物件ほどすぐに埋まる傾向があるため、「あと1週間だけ比較したい」と思っている間に他の方が申し込むことも。比較はスピーディに行い、良いと思ったらすぐ動くことが重要です。
「本当に良い物件」と思えたら、早めの決断も時には必要です。

賃貸の相見積もりはラク賃不動産のLINEで相談!

ここまで相見積もりの基本やマナー、やり方を解説してきましたが、「実際にどう動けばいいか不安」「本当にこれで大丈夫?」という方も多いはず。そんなときは、ラク賃不動産のLINE相談をぜひご利用ください。
LINEで気軽に相見積もりの相談ができる
ラク賃不動産では、LINEから気軽に相見積もりの相談が可能です。「この物件って他より高い?」「他社と比べてどう?」といった疑問にも、専門スタッフが丁寧にお答えします。
ポータルサイトで見つけた物件のURLを送っていただければ、その物件が他社で取り扱い可能か、相場はどうか、初期費用にムダはないかなどを無料で調査します。
無理な営業は一切ナシなので、安心して相談できますよ。
ラク賃不動産なら相見積もり歓迎&柔軟対応
実は、多くの不動産会社が「相見積もり」に対して消極的な対応をとる中、ラク賃不動産ではむしろ歓迎しています。なぜなら、「お客様にとって一番良い選択」を一緒に考えることが、信頼につながると考えているからです。
そのため、「他社で見積もってもらった」「こっちの方が安かった」といったご相談も歓迎。交渉にも柔軟に対応しており、最終的に「ラク賃でよかった!」という声を多数いただいています。
他社との比較を前提にした対応だからこそ、自信があります。
相見積もりが不安な方へ—まずはお気軽にご相談を
「不動産会社に直接言いにくい…」「マナーがわからない…」そんなときこそ、LINEでの匿名相談が役立ちます。疑問に思っている時点で、すでに第一歩を踏み出していると言えます。
物件の選び方、見積もりの取り方、交渉のやり方まで、どんな些細なことでもお答えしますので、まずは友だち追加してみてください。
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