そもそも賃貸物件の更新料ってなに？なしだからどうなのって思われる方もいらっしゃると思われます。
賃貸物件を借りるだけで、更新料や家賃保証など今まで知らなかったことが多くでてくるのが不動産業界の難しいところです。
その分、不動産賃貸の知識を少しでも知っていると、得をすることが不動産業界のおもしろいところです。
今回は賃貸物件を借りる際に後々かかる費用の更新料についてまとめてみました。
賃貸物件を探している方ならみたことがある更新料なし物件とはいかに？
メリットデメリットからそもそも更新料とはなんぞや！といった部分からわかりやすく解説致します！
賃貸物件を借りる際にかかる更新料とは？
メリットデメリットの前にまず更新料とはなにかを知らないといけません。
更新料とは、その名の通り契約更新する際にかかる費用のことを指します。
賃貸物件を借りる際、基本的には普通賃貸借契約という契約を結びお部屋を借りることになり、
契約期間は様々ですが通常は2年、最近では1年といった期間で契約を結ぶのがほとんどです。
仮に2年で契約を結んだ際、お部屋に2年間住み続け契約期間が満了となった時点で、
更新料を払うことによって同じ契約内容を更に2年延ばすことができるといったものです。
要約すると同じ賃貸物件に住み続けるためにかかる費用というのが更新料ということです。
更新料の相場とは
契約を更新するための費用…
名前だけ聞くと、なんだか高そうだなって感じがしますよね。
実際かかる費用の相場というのが、今の賃貸物件の家賃1ヶ月～２ヶ月が相場と言われております。
借りている賃貸物件によってはかなりの金額に行くことも…
結構高いですよね…
実は更新料って地域によって更新料のかかる賃貸物件の多さが違うんです。
その中でも群を抜いて多いのが首都圏です。
移り変わりの早い首都圏では更新料をしっかり取っているのは納得ですが、
そうなると更新料なしの賃貸物件の方がお得！って思いますよね？
一概にお得なメリットだけではなくデメリットもあります。
賃貸物件の更新料なしのデメリットとは？
上記で書いた通りになら普通に考えて
『更新に家賃の1～２ヶ月って高いし、更新料なしの部屋メインに探すのが一番お得なんじゃないだろうか？』
ってなりますよね。
半分正解で半分不正解っていった感じです。
ではどういう部分がデメリットになるかまとめてみました。
不人気物件に当たりやすい
更新料を基本的に取る地域において、更新料なしのお部屋って普通に考えて怪しくないですか？
時々地雷のようなお部屋もありますので、対策方法も兼ねて書きます。
不人気の理由として多いのがこういったものです。
駅から遠い
これは資料みればすぐにわかることですが、住めば都といっても
駅から遠いのは、最初は我慢できますが、日に日にしんどさが積もっていくこともあります。
それこそ毒のように…
車や自転車通勤の方には問題ならないです。
他にもそんなの全然大丈夫って方にはデメリットにはならない分、お得ではあります！
隣の部屋の住人の質が悪い
これは住まないとわからないのがタチが悪いですよね。
弊社にも隣人トラブルで引っ越しを検討されている方が結構こられますが、こればっかりは避けようのないことです。
内覧時に共用部分が汚くないか、駐輪所などがキレイに整頓されているかなどをしっかり見極めてリスクヘッジするしかないです。
間取りが変
キッチンのすぐ隣に洗濯機置き場があったり、ゴミ置き場の真上に窓があり、臭いがするなど
スタンダートな間取りじゃない分、生活していくうちにストレスがたまることも…
逆に生活に支障がないような変わった間取りでしたら、逆に愛着が沸くかも知れませんね！
私が見たお部屋で変な間取りでいうと洋室の中に小さい橋があり、舞台みたいになっているお部屋でした。
正直住んでみたかったです。
駅から近すぎる
資料で見る分にはお得！ってなりますけど、駅チカすぎると音がすごいんです。
夜に貨物車が走る沿線だと夜でも容赦なくガタンゴトン鳴ります。
対策は耳栓とかになりますが、逆に目覚ましの音が聞こえないなんてことも…
家賃が相場より高い
仮に家賃が7.5万で2年間で2ヶ月の更新料だったとしましょう。
もし更新料なしの賃貸物件でしたら15万円分お金が浮くわけですからお得ですよね。
でも大家さんは15万円分損しますよね。
大家さんは15万円の更新料をもらえないわけですからその分家賃多く取ろうと思う大家さんもいらっしゃいます。
簡単に計算すると
150000÷24＝6250
月々6250円上乗せすれば更新料分は浮きますし、途中で引っ越しをされてもとりぱっぐれはないですし、
更新料の積み立てみたいなものです。
その地域の家賃相場を見ておけば、こういったお部屋も回避することができます。
しかし室内が気にいってしまえば問題はありません！
更新料なしのメリット
更新料分のお金が浮く
もちろん当たり前のことなんですが、お金が浮きます。
実際、家賃の1～２か月分は結構大きい額でバカにはなりません。
更新の話もいきなり来るわけではないので、出費のかさむ月なんかだと結構お財布に痛いダメージが…
その分更新料がないほうが良いとは思いますが、デメリットで書いたような部屋を選ばなければメリットが大きいですよね
どちらが絶対にお得といった訳ではありませんので、メリットデメリットを参考にして自分に合った方を選ぶのが良いと思います。
賃貸物件の更新書類はいつ届く？
実際に更新料を支払う賃貸物件であれば、通常は契約満了月の2ヶ月前に手紙などなにかしら通知があります。
もし来なかった場合は管理会社に確認致しましょう。
送り忘れなどはないとは思いますが、万が一といったこともあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
更新料なしのお部屋のメリットデメリットが少しでも伝われば良かったと思います。
実際、賃貸物件を借りる際には更新料の他にも気を付けることが多くありますので、また書かせて頂ければと思いーマス。
これから引越しを考えられている皆様にいいお部屋が見つかりますことをお祈り申し上げます！
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