UR賃貸の初期費用は結局いくら？計算方法を解説

礼金ナシ、仲介手数料ナシで初期費用が浮く！

というテレビCMでおなじみのUR賃貸住宅ですが、

「結局いくら初期費用が必要なの？」
「ほかの賃貸とくらべてどのくらいお得なの？」

といった疑問も浮かんでくることでしょう。

UR賃貸では、礼金、仲介手数料以外にも入居に必要なさまざまな費用がお得になっています。
一般の賃貸と比べて初期費用を半額まで抑えることも可能です。

今回はUR賃貸の強みである「初期費用をどれだけ抑えられるのか？」というポイントに注目して、実際に必要な金額やお得なキャンペーンなどをご紹介します。

初期費用の基礎知識

はじめに初期費用に関する基礎的な知識と、それぞれの項目に必要な金額の相場をお伝えします。

初期費用とは？
賃貸の入居時に、家賃以外で必要となる費用のことをまとめて初期費用といいます。

初期費用はいつ払うの？
初期費用の支払い時期は、原則審査を通過し
「契約日もしくは契約日まで」に入金するのが一般的です。

当然ながら、入居前にまとまった現金の準備が必要となりますのでご注意ください。

初期費用の支払い方法は？
UR賃貸の場合、現金もしくは振込用紙（手数料無料）での支払いになります。
クレジットカード、電子マネー決済は出来ません。

初期費用にはどんな種類があるの？

以下、初期費用の相場と内訳をご紹介します。

敷金：家賃の1～2ヶ月分
家賃の不払い・滞納があった際の補てんや、賃貸を退去する際の部屋の原状回復代として
前もって預けておく費用のことをいいます。
退去時にハウスクリーニング等実際にかかった費用が差し引かれ入居者に返還されます。

また、敷金ゼロをうたっている物件も、「補償金」「ルームクリーニング費」「清掃費」などといった名目で請求している場合があります。

礼金：家賃の1～2ヶ月分
その名の通り建物のオーナーに謝礼として出す費用のことをいいます。
敷金と違い、退去時に返還されることはありません。

前払い家賃：家賃1ヶ月分
入居する月の家賃は前払いで支払います。
例えば2月に契約し3月から入居する場合、3月分の家賃をあらかじめ支払う必要があります。

日割り家賃：最大1ヵ月分
月の途中からの入居であれば初月の入居日～月末までを日割りした家賃の支払いが発生する場合があります。

管理費・共益費：家賃の5～10％
賃貸マンション・集合住宅場合、共用部分を管理・維持するための費用のことをいいます。
共用部分の電気代、ごみ置き場清掃費、エレベーターの電気代などが例にあげられます。
家賃とは別に請求があります。

仲介手数料：家賃0.5～1ヵ月分
物件の案内や契約の手続きなど、建物のオーナーと契約者を仲介した不動産会社に支払う費用のことをいいます。
法律により上限は「家賃の1ヵ月分（＋消費税）」と決められています。

火災保険料：約2万円
賃貸での火災や水漏れなどのトラブルに備えて加入する保険費用のことをいいます。
賃貸と同様、一定期間ごとに更新料が発生します。
一般の賃貸では加入が義務付けられている場合が多くなっています。

鍵交換代：約2万円
前入居者が使用していた鍵を、新しく取り替えるための費用のことをいいます。
不法侵入などのトラブルを防ぐ目的があります。

賃貸保証料：家賃0.5ヵ月分
賃貸保障会社を利用する際に発生する費用のことをいいます。
万が一家賃の滞納があった際に保証会社が家賃を立て替えて支払いをしてくれます。

滞納等の不備がなかった場合でも、費用の返還はされません。
連帯保証人を立てれば不要なケースもあります。

一般的に、必要な初期費用の相場は合計「家賃5～7ヵ月分」となります。

URと一般賃貸の初期費用を比べてみた

では実際一般の賃貸とURの賃貸は初期費用にどのくらい差が生まれるのでしょうか？
この章では実際の計算を交えながらご紹介していきます。

まず、それぞれの初期費用として必要な項目と金額（家賃何ヶ月分か）を表にまとめました。

以上を踏まえて、東京都・二人暮らしの相場である、家賃13万円・火災保険に加入する仮定で計算をすると以下のようになります。

どうでしょうか？比べてみるとその差は一目瞭然ですね。
URの初期費用は一般の賃貸に比べてなんと半額近く費用を抑えることができます（別途共益費の負担があります）

34万円あれば、新生活へ向けてちょっとした家具家電が買えますし、その分を貯金に回してもしもの際に備えてもよいでしょう。
一般の賃貸の初期費用「家賃5～7ヵ月分」と比べてUR賃貸は初期費用を「家賃2～3ヵ月分」にまで抑えることが可能です。

支払い項目も敷金・火災保険・日割り家賃の3点のみです。
シンプルでわかりやすい内容となっているので、「思ったよりお金が必要だった…」なんて心配もなくなりますね。

初期費用が一括で払えない！そんな時は…？

いくらUR賃貸が初期費用を抑えることができるといっても、なかなかまとまった金額が用意できないこともありますよね。
この章では初期費用の分割支払いやお得なキャンペーンについてご紹介します。

初期費用の分割は可能？

記事冒頭でお伝えした通り、UR賃貸ではクレジットカードでの支払いは出来ません。
ですが特定の期間中、「敷金を分割できる」キャンペーンを開催しています。

契約時に家賃１ヵ月分の敷金を支払い、残りの1ヵ月分を入居日から数えて2回目の6月に家賃・共益費とともに支払う制度です。

敷金分割制度の適応条件は以下の通りです。

• URの敷金分割キャンペーン中であること
• 希望の部屋がキャンペーン対象であること
• 期間中に仮申し込み、または契約をすること
  ※一時支払い制度（家賃前払いの特例入居制度）との併用は不可
  ※既存入居者への適応は不可

お得な家賃割引キャンペーンも！

さらにURでは、家賃が割引になるお得なキャンペーン物件もあります。

フリーレント制
対象物件の家賃が最大2ヶ月無料となる制度です。（別途共益費の支払いがあります）
ただし、対象物件に1～2年以上居住することが条件となります。

キャンペーン家賃
キャンペーン中に対象物件に申し込むと、3年または5年間家賃がお得になります。

キャンペーンを利用すれば、初期費用の負担をさらに軽減することもできますね。
また、住み始めの家賃の負担が少なければその分を初期費用に充てるといったやりくりも可能です。

気になった方は是非UR賃貸のホームページ、またはURの店舗にお問い合わせください。

URなら敷金が返ってこない問題も心配無用

「敷金が家賃の2ヶ月分って高いなぁ」
「敷金ってほとんど返ってこないんだよね？

そんなお悩みも、UR賃貸なら心配無用です。

退去時の敷金に関するトラブルは珍しいものではなく、
「敷金が戻ってこないばかりか余計に請求されてしまった…」なんて話も珍しくありません。

そんなトラブルを回避するために、国土交通省は「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を定めました。

ガイドラインによると、故意や過失が伴う損傷、摩耗は入居者の負担。
経年劣化や、通常使用に伴う損傷、摩耗などは家主負担としています。

入居者にとって非常に心強い内容ではありますが、実はこのガイドラインには法的強制力がなく、依然「結局敷金がほとんど返ってこなかった」という人も少なくありません。

ですがご安心ください。
URでは、このガイドラインを基本的なルールと定めて運用がされています。

原状回復に関して負担の有無が明確に線引きされているので、退去の際のトラブルや面倒な交渉の手続きも必要ありません。
そう考えると、初期費用の敷金家賃2ヶ月分も決して無駄な支払いにはなりませんね。

まとめ

礼金・仲介手数料・保証人不要のUR賃貸は、「初期費用が家賃の2～3ヵ月分」と一般の賃貸に比べて初期費用をグンと抑えることが可能です。
ゆとりのある引っ越しで、新しい暮らしのスタートをUR賃貸はサポートしてくれます。

また更新料も不要・敷金の返還に関しても明確なルール決めがあるなど、住み始めから住み終わりまでお得かつ安心して住むことができます。
住まい探しをしているのであれば、ぜひUR賃貸の検討をおすすめします。

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