せっかく気に入ったお部屋に入居申し込みをしても、不動産屋さんから入居審査の結果連絡が遅いとドキドキしますよね?
「審査」という言葉が付くと不安な気持ちになってしまう方も多くいると思います。
- 賃貸の入居審査で1週間たつけど落ちたのかな…
- 保証会社やオーナー審査に落ちる確率は?
- 賃貸の審査結果が早いと落ちるのかな…
入居審査に落ちる時は連絡が早いという説明をされる不動産屋さんもいますが、実際は異なります。
今回は入居審査の流れから、賃貸の審査に落ちる確率・落ちた時の対処法をご説明します。
もくじ
賃貸の入居審査の流れ
色んな不動産屋さんでお部屋探しをしていると、「大家さん」・「オーナーさん」・「家賃保証会社」・「管理会社さん」など様々な登場人物が出てきて誰がどんな流れで審査をしているか分からなくなりますよね?
賃貸の仲介会社(不動産屋)
気になるお部屋をSUUMO(スーモ)やathome(アットホーム)などの賃貸サイトで問い合わせた時にやり取りする不動産屋さんが「仲介会社」という立ち位置になります。
お客様にお部屋をご紹介する不動産屋さんは入居審査を行いませんが、入居申込書の記入漏れ程度の確認を行います。
管理会社
管理会社は大家さん(オーナーさん)から、賃貸でお部屋を募集したり、入居者の管理などを依頼されている会社になります。
大家さんに黙って、管理会社が勝手に入居審査で落とすことは滅多にございませんが、過去に同じ管理会社が管理されているお部屋で騒音や滞納等のトラブルを起こした入居者は、審査で落とすことがございます。
なお、管理会社がマンションを所有し、管理している場合は「管理会社=大家さん」という例外もございます。
家賃保証会社
審査の要となっているのが、「家賃保証会社」になります。
万が一、入居者の方が家賃を滞納した場合に、大家さんへ家賃を毎月保証する会社になりますので、入居審査は厳しめに行っています。
大きく分けると4つに分けることができ、以下の順番で審査が緩くなっていくイメージを持って頂ければと思います。
- 信販系の家賃保証会社
- LICC系の家賃保証会社
- LGO系の家賃保証会社
- 独立系の家賃保証会社
家賃保証会社の審査が通れば、基本的に大家さんの審査には通るため、賃貸の審査で最も重視すべきポイントが家賃保証会社の審査となります。
大家(オーナー審査)
大家さんは個人の方も法人の方もいますので、一概に何とも言えませんが、お部屋を貸したいと思って募集しているため、よっぽどの事がない限り審査に落ちることはないでしょう。
ただ、弊社で見てきた事例では、以下の理由で審査を落とす大家さんもいらっしゃいます。
- 水商売の入居者とトラブルが連発したため、水商売NG
- 現在マンションの入居者全員が大手企業のため、フリーターNG
- 中高年の入居者が多いため、10代の方はNG
個人の大家さんであれば、気分や状況によって、入居審査が厳しくなったりするため、これだけは入居申込みを出してみないと分からないことが多いです。
入居審査では何を見ているか?
「審査」と呼ぶのであれば、採点しているチェック項目があるのではないかと思いますよね。
ただ、家賃保証会社が審査で見ているチェック項目は各社企業秘密としているため、不動産会社では分からない事が多いです。
その中でも、管理会社の担当者・家賃保証会社の担当者から聞いた具体的なチェック項目をご紹介します。
年収
昔から言われている「家賃は月収の1/3以内」というルールは今も続いております。
管理会社・家賃保証会社・大家さん共通でこの点は確認しております。
なので、賃貸のお部屋探しをする時は、家賃12カ月分が年収の1/3に収まっているかを基準にしてください。
引越し理由
お引越し理由が合理的でない場合は、大家さん・管理会社から確認が入ったり、無条件で入居審査に落とされる場合があります。
●引越し理由で審査NGケース例
- お引越し理由が「結婚」なのに、借りるのはワンルーム
- お引越し理由が「転職」なのに、借りる場所は勤務地から遠い
- お引越し理由が「独立」なのに、借りるのはファミリータイプ
上記のようなケースは、補足情報を管理会社から求められることが多いです。
大家さん・管理会社が「お引越し理由」を知る目的は、トラブルを起こさないためです。
お引越し理由を隠して入居しようとする方であれば、近隣トラブルや刑事事件(振込詐欺のアジト等)に発展する可能性があるため、引越し理由を細かく確認しているのです。
職業や属性
正社員であれば基本的に審査に問題が無いのですが、以下の職業や属性の方はほとんどの管理会社・家賃保証会社に通りにくいとされています。
- 水商売・風俗勤務
- 生活保護受給者
- 無職
偏見だと思われるかもしれませんが、家賃滞納や近隣トラブルが多いのも事実です。
上記の職業の方は、前以て不動産屋さんにご相談頂けると、話がスムーズに進みますので包み隠さずにお話頂くと助かります。
ブラックリストの方
以下のブラックリストに思い当たる方は、精通したプロが家賃保証会社を選ぶ必要ができますので、必ず不動産屋さんに前もってご相談頂く必要があります。
- 過去の家賃滞納や踏み倒し
- 債務整理や自己破産
- 刑事事件や前科有り
思い当たるにも関わらず、隠し続けて何度もお部屋の審査に落ちてしまう方もいらっしゃいます。
もちろん、数を打てばいつか審査に通る場合もございますが、審査に落ち続けてお部屋探しから1年たってもお引越し先が決まらない方もございます。
入居審査で落ちる確率
入居審査に落ちる確率を弊社で見てきたお客様で、肌感覚で数値化してみました。
もちろん、正確な数字では無いですが、賃貸不動産のプロとして見てきた感覚値のため、おおよその確率は当たっていることでしょう。
管理会社の審査(落ちる確率1%未満)
100人が入居申し込みをすれば、1人は管理会社の審査に落ちるか・落ちないかという確率です。
管理会社が審査に落とすことは、かなり少ない確率になりますが、過去に同じ管理会社でトラブルとなった方の場合は管理会社が審査に落とすことがあります。
家賃保証会社の審査(落ちる確率5~10%前後)
どこの家賃保証会社でも、通過率は90~95%を維持しているため、10人いれば1人は落ちる確率になります。
前述した通り、家賃保証会社にも様々系列や審査基準があるため、審査に落ちる理由は分かりませんが、誰でも簡単に通るわけではありません。
なので、少しでも心当たりのある方は、不動産会社と二人三脚で、どの家賃保証会社を使っているお部屋が良いかを選ぶ必要があるのです。
大家さんの審査(落ちる確率1%前後)
大家さんなりに、入居者同士のトラブルを防ぐための独自の考え方を持っている方も多数います。
これだけは事前相談で管理会社へ確認しても分からないことも多いため、入居申し込みをしてみないと大家さんの状況や気分は分からないです。
10%前後の人は審査に落ちる
肌感覚ですが、10人いれば1人は審査に何かしら引っかかるイメージです。
しかし、ラク賃不動産は審査に1度落ちた場合、次の戦略を練って二人三脚でお引越しまでサポートいたします。
審査に落ちる理由で心当たりのあることを全て話して頂いた方は、最終的に入居までいく確率は100%です。
少しでも、審査に落ちる心配がある方は、ぜひお気軽にラク賃不動産の公式LINEへ候補の物件と併せてご相談ください。
入居審査に落ちた時は連絡が早い?
賃貸の入居審査で落ちる時は結果の連絡が早いと考えている方も多いですが、一概にそうとも言えません。
審査結果の連絡が早いケース
不動産会社から管理会社へ入居申し込みを送付して、審査結果が即日NGで返ってくることがあります。
当日もしくは翌日には、審査結果が否認となる場合は以下の2ケースです。
家賃保証会社のデータベースに履歴有り
いわゆるブラックリストに載っている方であれば、家賃保証会社がデータベースで検索をかけて即日審査結果NGとなって返ってきます。
なお、データベースには載っておらず、収入面や職業上の属性など、総合的に判断して審査結果がNGとなる場合は、数日かかることが多いです。
早い場合は、1時間程度で審査結果NGとなりますので、あまりにも審査結果が早い時は、何かしら過去の履歴が載っていると思って良いでしょう。
管理会社NG
管理会社の担当者判断で審査結果NGと返してくる場合も、即日・翌日になります。
大家さんと管理会社の関係性もあるため、何が理由かも教えて頂けないことも多いですが、担当者が入居申込書の書面上の情報だけを見て、入居者として相応しくないと判断されることがあります。
連絡が遅い場合もある
審査の結果が良い・悪いに関わず引越しシーズンとなると管理会社や家賃保証会社も忙しくなっているため、結果が出るまで非常に時間がかかることがあります。
また、大家さんが多忙な方であれば、最終の大家確認に2週間待つということもあります。
弊社のお客様でも、過去に審査結果待ちで2週間かかって承認・否認どちらもございました。
なので、一概に審査に時間がかかっているから悪い結果・良い結果とは判断できません。
賃貸の審査で落ちたときどうする?
入居審査に落ちたとき、もう引越し自体を辞めようかと迷う方もいらっしゃいます。
1度や2度、審査に落ちる方は多数いますので、落ち込まずに次の対処法を実践頂ければと思います。
諦めずに再チャレンジ!
どうしても、そのお部屋に住みたいから何とかできないかと再度入居申し込みされようとする方がいますが、厳しいと考えてください。
管理会社や大家さんからすると、一度落とした入居者の方がまた入居申し込みをしようと何も変わらないからです。
しかし、一部の悪徳不動産では、入居審査に落ちたと嘘を付いて、入居申し込みをせず、悪徳不動産が入居させたいお部屋に誘導するというケースもございますので、再チャレンジされたい場合は弊社にご相談ください。
もし、他の不動産屋さんで入居審査に落ちたのであれば、ラク賃不動産で同じお部屋に入居申し込みするのでれば、良いかと思います。
審査に落ちた理由を不動産屋へ聞く
なぜ審査に落ちたか分からないことには、次のお部屋探しにも動けないですよね?
どんな理由で審査に落ちたのか、落としたのは管理会社・家賃保証会社・大家さんなのか整理しましょう。
そのうえで、次回はどんな条件のお部屋であれば審査に通るのか、不動産会社の担当者に相談してみましょう。
心当たりが無いか再確認
過去に何か滞納したり、トラブルを起こした記憶はないでしょうか?
これだけは、不動産会社の担当も分からないです。
皆さん、気付いていないような小さなことでも、家賃保証の審査結果に響くことがあります。
以下のようなことで思い当たることが少しでもあれば、事前に不動産会社の担当に相談しておきましょう。
- 携帯代の支払いが遅れたことはないか?
- 光熱費の支払いが遅れたことはないか?
- 家賃の支払いが遅れたことはないか?
- クレジットカードの口座引落しができなかったことはないか?
- 割賦払い等のローンを組んだことはないか?
審査に落ちた場合は、どんな些細なことでも良いので、お金周りで支払いが遅れた事が無いかなどを不動産会社の担当者へ相談してください。
内容によって、保証会社選びが大事となってきますので、今後の対策やアドバイスも可能になります。
結論:入居審査落ちるのは連絡が早いのか→ラク賃不動産へ相談
「ブラックリストに載っていること」、「職業が水商売であること」、「過去に債務整理をしていること」などを隠される方もいます。
また、審査に落ちても、本当の理由は隠して次の物件に再度チャレンジされ続ける方もいますが、同じく再度審査に落ちてしまいます。
もちろん、人に言いにくい事だと思いますが、隠し続けて審査NGが続き、お互いに体力・精神をすり減らしてしまいます。
ラク賃不動産はLINEを窓口としている不動産屋さんなので、対面よりは話しやすい環境だと思います。
「気になる候補物件について」・「審査に不安な理由」を頂きましたら、こちらで保証会社を確認のうえ、確率がどうなのか相談に乗ることが可能です。
※もし、ラク賃不動産の提案内容に不満があった場合は、速攻ブロックして頂いて構いません。
なんでも気軽にご相談お待ちしております。
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