これからお部屋探しをするという時に、一番最初に見るのが賃貸サイトですよね。
- 賃貸サイトってどこが結局おすすめなの?
- ランキング形式で賃貸サイトを紹介してほしい
- 賃貸サイトの違いが分からないから比較してほしい
SUUMOとかathome・ホームズ等で、住みたいエリアの名前を選んで、間取りや広さ等の条件を入れて、安い順に見たりできて便利ですよね。
でも、賃貸サイトってgoo不動産とかYahoo不動産とかもあるし、沢山ありすぎて何が違うのか分からなくなります。
正直、不動産屋さんでもどのサイトが何に強みがあるのか分かっていない人は多いです。
今回は、賃貸サイトやポータルサイトの違いを比較し、おすすめのお部屋探しの方法をお伝えします。
賃貸サイトの違いとおすすめ理由
賃貸サイトは大きく分けると2種類あるってご存知でしょうか?
賃貸サイトと一言で言うと、SUUMO(スーモ)やLIFULL HOME’S(ホームズ)を連想する人もいれば、アパマンショップやミニミニを連想する人もいるでしょう。
でも実は、大きく分けるとポータルサイトと自社サイトの2つの種類があるのはご存知でしょうか。
ポータルサイトとは?
みんなが呼んでいる「賃貸サイト」というのは「ポータルサイト」を指している事が多いです。
ポータルサイトというのは、色んな不動産会社が管理している賃貸物件や自社保有している賃貸物件を掲載しているサイトを指します。
よくテレビCMでも見る事が多い、SUUMO(スーモ)やLIFULL HOME’S(ホームズ)・athome(アットホーム)はポータルサイトになっております。
なので、勘違いされる方がたまにいらっしゃるのですが、SUUMO(スーモ)に掲載している賃貸物件に電話して問合せて、SUUMO(スーモ)の人に物件の内見をお願いしている訳ではなく、その物件を紹介している不動産会社に電話を行っていることになります。
ポータルサイトを使うメリットとしては、何と言っても物件数の豊富さでしょう。
地元の不動産会社から大手フランチャイズの不動産会社までが、ポータルサイトに物件を掲載しておりますので、その分物件数は多くなります。
デメリットとしては、色んな不動産会社が賃貸物件を掲載しているので、おとり物件を掲載している会社がいたり、問い合わせる会社によっては対応が悪かったりと、様々な会社がポータルサイトに紛れ込んでいるということです。
自社サイトとは?
自社サイトとは、フランチャイズや不動産会社が自社で管理している賃貸物件や自社が保有している賃貸物件を紹介しているサイトになります。
駅前でよく目にするアパマンショップやエイブル、センチュリー21などは自社で賃貸サイトを運営しておりますので、ネット上でそのお店が扱っている賃貸物件を確認することができます。
注意として必要なのが、CMで見かける不動産会社はフランチャイズ展開であることが多いため、みんな「〇〇〇 梅田店、〇〇〇 なんば店」と名前が一緒なので同じ会社に見えますが、店舗ごとに運営している会社が異なります。
店舗ごとに若干社風や雰囲気が異なったりすることもありますので、全ての店舗が同じ対応してくれるとは限らないでしょう。
メリットとしては、地元の不動産会社が運営する賃貸サイトであれば、ポータルサイトには載っていない物件が見つかることがあります。
また、不動産会社が自社で運営する会社では信用を落としたくないので、おとり物件などの釣り物件が掲載されている可能性は低いでしょう。
また、自社サイトのデメリットは、物件数がポータルサイトと比べると少ないことが多いという点です。
おすすめ賃貸サイト32社の物件数ランキング
賃貸物件を探す時、色んな物件の中から選びたいと思う人が多いでしょう。
今回は、ポータルサイトと不動産会社の自社運営サイトを含めた賃貸サイト32社分を、物件数で比較いたしました。
全ての物件数を公表していない賃貸サイトもありましたので、今回は「賃貸物件」・「大阪メトロ 梅田駅」という条件で物件数をランキング化しました。
NO | サイト名 | サイト区分 | 梅田駅周辺の物件数 | 備考 |
1 | goo不動産 | ポータルサイト | 21,823 | |
2 | LIFULL HOME’S | ポータルサイト | 12,594 | |
3 | akibaco | ポータルサイト | 8,709 | |
4 | SUUMO | ポータルサイト | 6,643 | リクルートが運営 |
5 | Yahoo!不動産 | ポータルサイト | 6,170 | |
6 | スマイティ | ポータルサイト | 4,222 | カカクコムが運営元 |
7 | ニフティ不動産 | ポータルサイト | 2,812 | |
8 | キャッシュバック賃貸 | ポータルサイト | 2,686 | |
9 | ミニミニ | 自社サイト | 2,619 | ミニミニが運営 |
10 | いえらぶ | ポータルサイト | 2,474 | |
11 | アパマンショップ | 自社サイト | 2,302 | アパマンショップが運営 |
12 | 賃貸スタイル | ポータルサイト | 2,164 | |
13 | athome | ポータルサイト | 1,905 | |
14 | くらさぽ | ポータルサイト | 957 | |
15 | センチュリー21 | 自社サイト | 757 | |
16 | DOOR賃貸 | ポータルサイト | 677 | |
17 | スモッカ | ポータルサイト | 509 | |
18 | スマホでCHINTAI | 自社サイト | 300 | エイブルの親会社が運営 |
19 | エイブル | 自社サイト | 243 | |
20 | ホームメイト | 自社サイト | 241 | 東建コーポレーションが運営 |
21 | goodroom | 自社サイト | 165 | 自社リノベ物件の紹介 |
22 | いい部屋ネット | 自社サイト | 78 | |
23 | オウチーノ | ポータルサイト | 72 | 物件データ提供にLIFULL HOME’Sが多い |
24 | レオパレス21 | 自社サイト | 69 | |
25 | ピタットハウス | 自社サイト | 16 | |
26 | 賃貸住宅D-room | 自社サイト | 9 | 大和ハウスグループの物件紹介 |
27 | ウチコミ | 大家マッチング | 9 | |
28 | MAST | 自社サイト | 0 | 積水ハウスグループの物件紹介 |
29 | ハウスコム | 自社サイト | 0 | |
30 | マイナビ賃貸 | ポータルサイト | – | 2019年10月1日にサービス終了 |
31 | 暮らしコンシェル | ポータルサイト | – | 2017年5月31日にサービス終了 |
32 | ノマド(nomad) | 自社サイト | – | サービス終了 |
合計 | 81,225 |
やはり、TOP8位まではポータルサイトが物件数で独占していますね。
9位のミニミニさんや11位のアパマンショップさんはフランチャイズ大手というだけあって物件数が梅田駅近辺だけで2000件以上もあります。
しかし、goo不動産やLIFULL HOME’S(ライフルホームズ)が物件数では圧倒的に多いですね。
おすすめ賃貸サイトの違いを比較
物件数の違いをランキング形式でご紹介しましたが、全く同じ賃貸サイトを各社が運営している訳ではありません。
それぞれ、可愛いデザインやサービスの違い・条件が異なったりと各社の特色を出して競い合っております。
大きく分けると3つの違いがありますので、それぞれご紹介します。
物件数が多いと良いとは限らない
各賃貸サイトの物件数をランキング形式でご紹介しておきながら、言いにくいことではありますが、賃貸サイトは物件数が多く見えるだけで実質の物件数は異なる場合があります。
例えば、同じ物件をA不動産もB不動産・C不動産…と各社がポータルサイトに掲載していた場合、1つの賃貸物件なのに掲載数は10件とカウントされることがあります。
また、A不動産がおとり物件を100件も掲載していれば、物件数は多く見えても実在しない物件が豊富に紹介されているだけになってしまいます。
大手のポータルサイトはおとり物件への取り締まりを厳しくしてきておりますので、最近では少なくなってきているものの、まだまだ根強くおとり物件だけで集客している不動産会社がいるのは事実です。
なので、一見すると物件数が多い様に見えるだけでも、全然物件数が多くない場合があるので注意が必要です。
見やすいデザインを選ぼう
各社の賃貸サイトは、おしゃれで見やすくデザインをされておりますが、これだけは個人差があると思います。
それぞれの賃貸サイトでは、「新着」や「値下げ」マークがあったりしますので、使いやすいと思えるものを使用した方が良いでしょう。
また、一覧がおしゃれに見えていても物件詳細の情報が見にくかったり、情報がどこにあるのか整理されていなかったりとする場合もありますので、自分にとって見やすいデザインの賃貸サイトを選びましょう。
こだわり条件などの検索条件を確認
家を探すときに「エリア」・「間取り」・「広さ」だけでなく、こだわりの条件がある人は自分の条件が選べるか事前に確認しましょう。
こだわり条件として人気の条件は、「トイレ・バス別」・「宅配ボックス」・「ウォークインクローゼット」等があげられます。
一つ一つの物件が自分のこだわり条件と合致しているか確認していくと日が暮れてしまいますので、自分のこだわり条件がある賃貸サイトを選ぶと良いでしょう。
おすすめの賃貸サイトの特徴
やはり、テレビCM等でよく見たり、友人や同僚が使っている賃貸サイトは沢山ありますが、どれにどんな特徴があるのでしょうか。
SUUMO(スーモ)の特徴
何と言ってもスーモくんのCMでおなじみのスーモ!
リクルートが運営している安心感を持っている方も多いのではないでしょうか。
LIFULL HOME’S(ホームズ)の特徴
ホームズは物件数がとにかく豊富です。
また、ハッシュタグで検索できるという機能がありますので、SNS感覚でお部屋選びができるのは魅力的ではないでしょうか。
athome(アットホーム)の特徴
「藤田ニコル」さんや「ウォーリーを探せ」を用いたテレビCMでお馴染みのアットホームは、物件サイトとして見やすいなと個人的に感じます。
スマイティの特徴
スマイティはポータルサイトをまとめているようなサイトなので、物件数が豊富です。
しかし、複数のポータルサイトから情報を取ってきているので、同じ物件が複数件あったりする場合もあるみたいです。
キャッシュバック賃貸の特徴
キャッシュバック賃貸というパワーワードで運営されております。
5000円~10000円前後のキャッシュバック物件が多いように見えますが、自分の気に入った条件で高額キャッシュバックの物件があれば良いかもしれませんね。
キャッシュバックより、仲介手数料を無料にしてほしいという方には不向きな可能性があります。
結論、賃貸サイトはどこがオススメか
賃貸サイトが複数ありますが、物件を検索するためのツールなので複数を使ってみて使いやすいものを選ぶのが一番でしょう。
基本的に、賃貸物件はどの不動産屋さんでも紹介することができますので、友人や知り合いの信頼できる不動産屋さんに、賃貸サイトで見つけて気になった物件を見せてもらっても良いかもしれませんね。
引越し前のお部屋探しって楽しいですよね!
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