お引越しの繁忙期や閑散期に関わらず、人気物件は不動産屋の物件データベースを見ていると「退去予定」から「商談中」にステータスが変更される事が多々あります。
つまり、今の入居者が退去する前に次の入居者が内見せずに契約しているということです。
- 内見できない人気物件はリスクがある?
- 退去予定で内見できない場合はどうしたら良い?
- 賃貸で内見なしで失敗は回避したい…
昔は内見なしで契約ということに抵抗感がある方がほとんどでしたが、最近では賃貸サイトの画像が豊富になり、ネットに掲載されている室内画像だけを見て入居を決める方が増えています。
今回は、賃貸物件を内見なしで契約する注意点をご紹介します。
内見なしで賃貸契約する人は増えている?
内見をせずに入居する人の面白いデータがSUUMO(スーモ)のコラムへ掲載されていたので、ご紹介したいと思います。
訪問した不動産会社 | 0件 | 16.60% |
---|---|---|
内見した部屋の数 | 0件 | 12.50% |
上記の数字を見てみると、面白いことに賃貸を借りた人の16.6%が不動産屋に1回も行っておらず、12.5%の人が内見をせずに入居しているというデータが読み取れます。
また、不動産会社にも色々相談してみて、お部屋も色々内覧したみたものの、最終的には内見できない人気物件を選ぶ方も弊社のお客様でも多いため、実際は上記数字以上の方が内見なしで契約している可能性が高いです。
ただし、学生の方であれば、お子様が受験勉強中にご両親が内見や契約を済ませているという場合や、旦那様の転勤で奥様が内見や契約を済ませている場合もあります。
それを踏まえても、10人に1人以上の人がお部屋を一度も見ずに、お引越しを決めているというアンケート結果に驚かれる方も多いのではないでしょうか。
内見せずに決めた人の口コミ
しんきょ!内見せずに借りたからドキドキだったけどいい感じ😊 pic.twitter.com/oWaH7eGdar
— ⍤⃝うたう⍤⃝ (@utausama1001) March 6, 2020
内見せず契約するという大博打をやりました
— 高城みよ (@inktrans) September 26, 2019
おはようございます。
新しい自宅につきました。
内見せずに決めたけど、いいね。
いいよ。
— 駄菓子菓子 (@dagashi_ex) December 22, 2020
大阪のおうち着いた〜
今日からお世話になります!
ちかくに欲しいものいろいろあるから
何かと便利!
内見せずに決めたお部屋だけど、、、遊びに来てください!パーティーしよ!!
明日荷物搬入されるまでテレビも無くて暇… pic.twitter.com/Ak6xT9GekX— エイジ◢⁴⁶ (@jiei_07) July 26, 2020
人気物件は内見できない理由
10人に1人以上の方が、内見せずに入居しているというのには理由があります。
人気物件やお得な物件は内見する暇もなく、退去予定から商談中へと移り変わるスピードがとても速いです。
弊社、ラク賃不動産でも、常に大阪市内の新着物件をウォッチしていますが、朝に空室募集となっていたお部屋が夜には商談中となっていることが多々あります。
今の入居者が住んでいる
まれに、退去予定のお部屋でも「今の住人さんがご都合の良い日に内見したいです」というお問い合わせを頂きますが、退去予定のお部屋は内見ができません。
そして、現在借りられている方が退去後、ハウスクリーニングやリフォーム工事が入るため、実際に内見できるようになるのは、退去後2~3週間となります。
それまでに、お部屋が埋まってしまう事を心配して、賃貸サイトの写真だけ見て入居申し込みの判断をされる方もいます。
マンションが未完成
新築マンションの場合、完成の3ヶ月ほど前から空室募集が始まります。
しかし、空室募集をしていても、マンションが完成していないため、ご案内することはできません。
また、新築マンションを建てているオーナーさんもマンション完成時には満室になることを目指しているため、相場より家賃を若干安かったり、敷金・礼金0円とお得な物件が多いです。
そのマンションの空室待ちがいる
ラク賃不動産でも「〇〇マンションの空室が出たら教えてください」や「△△駅前のマンションで空室が出たら教えてください」というお問い合わせが沢山あります。
このマンション、このエリアで空室が出て、予算内であれば内見せずに入居を決めたいと思っている方は多数います。
そういうマンションやエリアのお部屋であれば、賃貸サイトに掲載された時点で既に商談中となっているのです。
遠方の方がライバル
大阪市のお部屋では、遠方の方がライバルとなる事がよくあります。
退去予定だけど、マンションの外観とか共用部分だけでも週末に見に行こうと思っているうちに、遠方の方が賃貸サイトの写真だけで入居申し込みをします。
遠方から急な転勤の方、転職先の配属が遠方の方、受験発表が終わって急遽入学が決まった方など、様々な方が遠方から内見せずに契約します。
内見しないで契約する5つの注意点
人気のお部屋を内見せずに、契約する時の注意点をご紹介します。
①マンションや室内の雰囲気が写真と異なる
賃貸サイトの写真は、不動産屋さんによっては若干画像加工をして明るくしてある場合もあります。
いざ入居してみると、思っていた色合いのフローリングではない事もあります。
もし心配でしたら、色んな賃貸サイトに掲載されているお部屋の画像を色々見比べておきましょう。
また、ラク賃不動産では、一度現地でマンションの共用部分をご案内させて頂いて、なるべくお引越し後のイメージを持って頂けるようにしております。
②設備・広さが想像と異なる
「あれ、テレビのコンセントがこんな位置にあったら、ベッドどこに置こう?」といった事が起きる可能性があります。
同じマンションで空室がありましたら、異なる間取りであっても設備を確認のために内見してみても良いでしょう。
また、同じくらいの広さと間取りの別マンションを見ておくことをオススメします。
③他にもっと良いお部屋が出てくる
「もし、他にもっと良いお部屋がでてきたら?」と思うのであれば、内見しないで契約しない方が良いでしょう。
お部屋の募集だけは、ご縁とタイミング次第です。
これ以上のお部屋が募集されることはないだろうと、思えるのであれば入居申し込みをしても良いでしょう。
④初期費用は早めに払う必要がある
退去予定が2ヶ月後、その後クリーニングやリフォームをすると入居予定は3ヶ月後となる場合でも、初期費用が必要になるタイミングは3ヶ月後ではありません。
今、初期費用を支払うことができるか、お財布と相談してから入居申し込みをするようにしてください。
⑤退去予定が延期になる可能性がある
退去予定は今月末であっても、伸びる可能性はあります。
滅多に無いことではありますが、退去が完了するまでは引越し会社の手配などは待っておいた方が良いでしょう。
ネット完結で賃貸契約できる時代
ラク賃不動産では、オンラインで賃貸の契約を完結したいという方へも対応しております。
しかも、仲介手数料は最大ゼロ円で対応しております。
せっかくの空き時間を不動産屋さんで消耗したくないという方や、急な転勤の方はぜひラク賃不動産の公式LINEへご相談ください。
内見できない人気物件を内見なしでお得に契約
新型コロナウイルスの影響もあり、なるべく外出を控えている方は多いと思います。
不特定多数の方が出入りする不動産屋さんに相談へ行くのも、気が引けるという方へも、退去予定のお部屋・内見できないお部屋をLINEで入居申込みできるラク賃不動産をご活用ください。
お気軽にご相談お待ちしております。
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